【花と言葉の教室 CHACHADO】 Vol.2
4歳になったら、花と言葉のお稽古を始めましょう。あなたが生まれたことを本当に喜んでいるご家族の愛情と変わらない優しい力で、花たちはあなたにエールを送ってくれます。
それは優しい言葉を見つけられるようになる不思議な力です。
4歳という年齢は不思議です。お子様によって
段階に違いはあるでしょうから、あまり枠にはめて考えすぎてはよくないと思いますが、言葉が上手に話し始めるそのころは、文字にも興味が出るよう。
花と言葉の教室の時間は、まずペンを持ちましょうね、から始まります。お名前を書きましょうね…と。
そうして、4歳になったばかりの頃、CHACHADOで初めてお名前を書いたお子様に、お母様が驚かれたこともあります。お母様が驚いてくれたその出来ことは、彼女にとってどんなに嬉しかったことでしょう。
女の子は、「1、2、3も書けるのよ。」と話しながら、ますますびっくりさせてくれました。
おとなしいお子様がたくさんお話しを始めたり、
やんちゃな女の子が、何だか静かな集中力を見せてくれたり… 花たちは、もう一つの新しい魅力を引き出してもくれるようです。
よく「魔法のようですね」と言われるのですが、安心な場所は人を解放してくれるのではないかしら。花のある場所は、安心で大丈夫な場所…いい意味でポジティブになれる空間なのかもしれません。だから、隠れていた、もしくは隠していたもう一つの素敵が現れてくるのでしょうか。
花のある場所は、何をしてもいい場所ではありません。美しさを見つめる空間は、自由の意味を変えてくれます。自由ということは、あなたの素敵さをそのままにどうぞ…ということ。
その可愛い女の子は、小さな蕾を指差して「まだ眠っているんかねえ… 明日になったら起きるかなあ。」と、まるで素敵な童話作家のように話し始めました。「そうね。そうかしらね。」と聞いているだけで、どんどん世界が広がります。
あなたがペンを持ち、そのことが書けるようになる日が、とても楽しみです。 …
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